最近は明らかに腐った日々をおくっている。
カビが生えそうな日々だ。
絵のほうはペースを多くしてやっている。
だが、思うのは、こんな腐った人間、環境に
いる自分がよく美術をやっているな、ということだ。
まるでゴミ部屋から美術品をうみだしているかのようだ。
人が生きるのは非常に複雑怪奇だ。
時の地球の支配者でありながら、自らの営みが
自らの足場を破壊しつつあるのだから。
だけど、たとえ、近い未来に世界が滅びようと
これをやらざるおえないのだ。まるで運に操られているように。
そしてそれが希望の光なんだ。
そしてその光があるからこそ、大きく道を踏み外さないんだ。
自死を避けようとするんだ。
人間が本質的に強くなるとはそういうことなのかもしれない。