旅果の詩的散文録

転ばぬ先の杖、自由奔放人間旅果が心情を吐露します。なんとか生きる、これが一番と信じてます。皆様や精神疾患の同胞が楽しめる絵画ブログを目指します

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

呆然と、夜を歩く

夜の闇の中、張りつめた晩秋の田舎道を犬と共に歩く 電信柱の明かりに少しだけ、ほっとする 十年も前、こうやって一人、犬の散歩をした。 時にはそれが無意味で普通から疎外された者の行為のようで 嫌だった…だが、十年経ってもその行為は変わらない 変わら…

ルーテン コロコロ

ゴミ部屋に佇み 自分を解放する 外界を嘲笑し 意味もなく欲する 生存にかけた野望は高すぎて ただ呆然と見るのみ そして心は腐ったまま… 上辺だけとりのぞいて バカに爽やかになる そして心は腐ったまま枝分かれし 涙も乾き、目は暗闇に染まる いつになく 空…