旅果の詩的散文録

転ばぬ先の杖、自由奔放人間旅果が心情を吐露します。なんとか生きる、これが一番と信じてます。皆様や精神疾患の同胞が楽しめる絵画ブログを目指します

歩く

青い空に照らされ

いつも一人、この道を行った

怒りの日は目をギラつかせ

でも、大体は青い空に吸い取られていった

夜の道を行く日はどこか目が曇った

それが、俺の人生か、と

夜空に納得させられた

恋焦がれる運命の人間である故に

僕に焦がれし人々は

どこか横目で見て、歩き去った

この自由な道のりは常に

辛苦と孤独に苛まれる

肯定より否定が多く

いつしか自分も否定的になっていった

二元的にさまよい歩くこの道は

競争でもなく、正道でもない

ただ歩く、それだけでよいのだ