2021-07-30 歩く 詩 青い空に照らされ いつも一人、この道を行った 怒りの日は目をギラつかせ でも、大体は青い空に吸い取られていった 夜の道を行く日はどこか目が曇った それが、俺の人生か、と 夜空に納得させられた 恋焦がれる運命の人間である故に 僕に焦がれし人々は どこか横目で見て、歩き去った この自由な道のりは常に 辛苦と孤独に苛まれる 肯定より否定が多く いつしか自分も否定的になっていった 二元的にさまよい歩くこの道は 競争でもなく、正道でもない ただ歩く、それだけでよいのだ