旅果の詩的散文録

転ばぬ先の杖、自由奔放人間旅果が心情を吐露します。なんとか生きる、これが一番と信じてます。皆様や精神疾患の同胞が楽しめる絵画ブログを目指します

家、

絶望的に強固な鎖があるのを感じる。

家なんか出れない。

東京なんか行けない。一種の世捨て人なんだろうか。

この田舎町の片隅で緑を愛し生きていくのだろうか。

農民画家として、画僧として、、

母親の世話になりながら金銭も工面されながら

それが俺の道なのだろうか。

独りの男として独りの女も愛することもできず

たるんだ腹を重たく引きずりながら

ハゲた頭に失望しながら

この田園を、この景色を

いつまでも、回転し、歩き、移動し、、

印象風景としての道