旅果の詩的散文録

転ばぬ先の杖、自由奔放人間旅果が心情を吐露します。なんとか生きる、これが一番と信じてます。皆様や精神疾患の同胞が楽しめる絵画ブログを目指します

確かに不都合な真実だ

人間の罪、原罪について書きたい。

人間は老いて死ぬまで恐ろしい量の生命を吸収し、生きている。

ただ、現代は貧富の差があり、ガリガリの体で生き、死ぬものもいるだろ

う。

しかし、全ては予測や想像であり、数字のデータが最も信用できる。

でも私はそんなデータは持ち合わせていない。だから文章で訴えるしかない。

何故、原罪なのか?それは私が最も危惧しているのは地球温暖化

現象だからだ。

これは人間が産業革命によって文明化が促進され、

さらに発達し続ける、そのツケのように温暖化は活発化する。

そしてそのことを書く私は結局、エアコンを使い、肉類を食べ

車に乗る。あまりにその現象が世界的だから太刀打ちできないのだ。

温暖化はすでに多くの命を奪っている、熱中症の死者は毎年何万人だ。

台風や豪雨、ハリケーンでも多くの命を奪っている。

自分やみんなが便利で楽な生活をしたい、この人間の根源的心理に

誰もが勝利することはできない。勝利しているのはホームレス位のもの

だ。もちろん地球温暖化防止の活動をしているものも、努力はしているだ

ろう。

しかし、やはり、総合的なペースは総合的な破滅に向かっている。

人間全体は本当の意味で時間がないのかもしれない。だが、ありえないことに温暖化否定論者

もいるのが現在の状況だ。しかし東京大学研究室がスーパーコンピューターを使ってデータをとっても、温暖化否定論を否定するためにそうやったのだ

が、十分な温室効果ガスによる温暖化を促しているデータがとれたとい

う。2016年は1890年ぐらいから国際的機関が平均気温を記録しはじめて

最も世界的に熱い年だったという。恐ろしいことだ。20世紀末に

地球温暖化論が言われ始めても温室効果ガスは

減るどころか今も増え続けている。

まさに原罪とそれを無視し続けた多くの人に対するまさに天罰というほか

ない。さらにひどいことに高齢者や肉体労働者が死にやすい状況なのだ。

もし、これが進んだとき一体どうなるのか。正しく予測できる人はいない

。最悪地球は火星化するといわれているが、

最後に私は思う、環境保護や人権意識、リベラルな政治意識が、多くの人

がそれを持つようになれば危機は遠のくだろう。

ヨーロッパでは菜食主義が流行ってきているという。

産業革命を起こしたヨーロッパが、温暖化防止先進国だというのがなんと

も皮肉だ。