旅果の詩的散文録

転ばぬ先の杖、自由奔放人間旅果が心情を吐露します。なんとか生きる、これが一番と信じてます。皆様や精神疾患の同胞が楽しめる絵画ブログを目指します

旅から帰ったら

旅から逃避し

家に戻った…

あるのは嘲笑だけだった

私が不甲斐ないばかりに

どこにいっても恥をかく。

 

それでもまだ人生を諦めきれなく

自死に動かず、ただ眠るのみ。

 

一体僕はなんなのだろう?

何故、これほど他人の前では非力なのか?

この世界の中で誰もが非力になっていく。

 

窓の外では秋風がやんわりと吹いている

僕はただ一人、旅を振り返り

記憶を整理する

全てが終わることも時折考える

だが…

 

命の神様はまだ僕を葬らない

 

ただ生きよと、そう言っている気がする